先日、ケリーケトルを販売していただいているお店から連絡があり、0.5Lのアルミで特に間違った使用をしていないのにケトル内部がぼろぼろになったと連絡がありました。

ケリーケトル本社にも確認しましたところ、これは長時間の空炊きにより内部の温度が非常に高温になって内壁が融けだした状態で、非常に稀ですが同様の事例がヨーロッパの方でもあるとの事です。特にクックセットを利用して調理をされる場合などは長時間の空炊きになり易いので十分ご注意ください。

また、下記写真の右側が今回事故のあったアルミ0.5Lで左側が私がイベントなどで1日何十回とお湯を沸かしているアルミの1.3Lです。右側のケトルの表面に貼ってある黄色の注意ラベルが真っ黒に融けてしまっていることからもわかるとおり、ケトル本体の表面温度が非常に高くなっていたと思われます。このように注意ラベルが真っ黒に融けてしまうような状態のときには直ちにケトルを火から遠ざけるようにしてください。

(注意:火の上にあるケトルを持つ際は、そのままハンドルを持って持ち上げると煙突付近が高温になっておりますのでやけどする危険性があります。ハンドルを本体に対し90度の位置にして、両手でハンドルをも持って一旦ファイアーベースからケトルを降ろし、それから普通に片手でハンドルを持つようにしてください。)

アルミの融点は約600℃であるのに対し、ステンレスの融点は約1,400℃で融点が倍以上高いステンレス製のケトルでは同様の事故事例は今のところ発生しておりません。